ダイコンを使った料理
大根は昔から日本人に愛され続けている野菜。
薬味にもメインにもなる野菜なんて、そうはありません。
まず大根の使い方のおさらいです。
大根を葉を上にして持ったとき一番上は甘い部分。
生で食べてもおいしいのでサラダに。
真ん中は瑞々しいくて柔らかいので煮物向きです。
根っこ部分は辛味が強いので大根おろしにして薬味にしたり、マリネで使います。
スーパーでは大根は半分に切って販売していることも多いので、使い道に合わせて選んでみてください♪
ふっくら炊いておいしい
大根が甘くなるのは秋から冬だそうです。
そう、ちょうどおでんシーズン!
お出汁を吸って炊き上がった大根はおでんの中でも私が一番好きな一品です。
冬はふろふき大根も定番のおかず。
大根を炊くときは十字に隠し包丁を入れましょう。
厚さは4~5センチくらい。
大根は煮る前に下茹でします。
そして大根にかぶるくらいの水をいれ、米と一緒に煮ます。米のとぎ汁を使っても結構です。
柔らかく煮えたら、そのまま冷ましてください。
おでんなら下茹でした大根を他の具を一緒に煮ていきます。
ふろふき大根なら、昆布を敷いた鍋でだし汁と一緒に煮ましょう。
味付けは薄めに上品に仕上げます。
タレは味噌にみりんと醤油を加えて、加熱したもの。
ひき肉を炒めて肉味噌にするとボリュームアップします。
私のお気に入りは、ゆずの絞り汁を加えて作った肉味噌だれ。
ゆずの香りが爽やかで肉みそのコクとよく合います。
そこにゆずの皮を飾ると見た目も綺麗ですよね♪
ふろふき大根にしなくても、あらかじめ煮た大根を用意しておくと便利です。
煮ておいた大根をサッと炙って醤油とみりんで味付けすれば大根ステーキ。
ごま油で香ばしく焼きあげると食欲をそそります。
半月切りにして、めんつゆで豚バラと煮込んでもいいですよ。
豚のうまみを大根が吸っておいしく仕上がります。
サッパリと食べる大根
大根は脂っこい料理もサッパリと食べさせてくれます。
例えばトンカツや唐揚げのような脂っこいメニューも大根おろしを添えればサッパリといただけます。
夏の時期、食欲がなくても食べられるのが大根の和え物。
ささみや海老を湯がいてから大根おろしとあえればみぞれ和え。
ポン酢でサッパリといただきます。
大根おろしを、薄切りにした大根に変えてみても食感が変わって新鮮です。
我が家では薄切りの大根に白身魚のお刺身をあわせて、たたいた梅をみりんとしょうゆでいただきます。
ちょっと高級感がある和え物なのでおもてなしにもぴったり♪
お正月なら紅白なます。
千切りの大根とニンジンに塩を振ってしんなりとさせましょう。
軽くもんで水洗い。
砂糖と酢、醤油をあわせたもので和えたら完成です。
日持ちするので常備菜にも使えます。
大根は漬物やマリネなど常備菜も作りやすいお野菜です。