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体調や加齢からくる面倒くささと家事の両立

セルフネグレストとは何か

皆さんはセルフネグレストっていう言葉をご存知ですか。
高齢者に増えてきているらしいですが、その名の通り、自分の最低限の日常生活をしなくなることで、健康や安全に支障が出る状態をいうのです。

自分が意識しているならともかく、これが進行していくと高齢者の場合はだんだん認知症につながる可能性がありますから、この年齢の面倒くさがりには気をつけたいと思いました。ゴミ屋敷と化してしまう方の中には、この症状でそうなっている方も多いのではないでしょうか。

最初からこの状態ではないはずですから、即席の食事の回数や掃除をしない回数が増えて、ゴミまで捨てにいかなくなるということが年月をかけて積もっていくのでしょうね。

若い時とは違って面倒くさがり屋に

私の場合、そこまでひどくはないのですが、体調が不調の時が多くなると何をするにも面倒な時があります。
後回しにしてしまって、自分でも面倒くさいと思うことが徐々に増えてきました。
子育てや介護に追われている時代は毎日洗濯や炊事、掃除をすることが普通でしたが、そんな生活が一段落した途端、何をするにも億劫な日が出てきたのです。

明日、明後日と先延ばしにしていると余計に億劫で面倒くさくなってしまいます。
やはり年齢的なものもあるのでしょうね。
それに更年期の症状だったりするのかもしれませんし、若い頃には考えられないほど面倒くさがりになっていますね。
一度に何かの作業を片づけようとするとダメですので、小さなことをクリアしていくことにして過ごしています。
洗濯はボタン1つで洗濯機がしてくれますが、2~3日に1度、まとめてすることにしました。

食事の支度ですが、昼間は主人がいませんので1日2回の支度でいいのですが、その2回もやりたくない時があるくらいですから、外食をしたり主人に変わって作ってもらったりしています。
主人は案外たまの料理が楽しいようで、最近は料理本を買って研究したりしているようです。
私が楽をしようとしただけなのに、主人の楽しみに繋がったので結果として良かったと思っています。

特に掃除は全ての部屋に掃除機をかけるのがとても大変ですので、1日1ヶ所だけ丁寧にすることにしました。
これもあまり動きたくない時は、主人にお願いしたりしています。

年末年始は毎年ごちそうを作っていたのですが、今年からは百貨店のおせちを注文することにしました。
ちょっと寂しい感じになるかしらと心配していたのですが、自分で作るよりも豪華なおせちがいくらでもありますので、お雑煮だけ作って済ませてしまっています。

こんな生活状態ですと、いくら主人がいいと言っていても申し訳ない気持ちになってしまいます。
それがストレスになって悪循環にならないように改善方法を自分で見つけていきたいですね。

自覚と治したい気持ちがあるうちに改善しておかないと、お願いしている主人まで具合が悪くなったら困りますから、かかりつけの先生に相談して薬でも出してもらおうと思います。

あまりにも動きたくない症状がひどくなった時には最終的にヘルプをしてくれる会社にお願いすることもあるでしょうね。

この頃、真剣に考えています。