先立つ後悔のリストを作る
自分がいなくなったときの事
友人が急に亡くなり、葬儀に参列した時、ご家族が「きっとあれもこれもしたかったと思う」とお話ししてくれて、そうだよね、人っていつ死ぬかわからないから、やり残したことを残さないように死ぬことが、遺族の心を癒すことにもなるんだよねと実感しました。
そう思っていた時、「先立つ後悔を今しておく」という本を読む機会があり、感銘を受けたというか、こういう事をしておくことが、残される家族にも後悔させないことになるのだと感じたのです。
病気で余命宣告されて死ぬという場合、病気で出来ないこともあるかもしれないけれど、しておきたい事をしておくべきと行動を起こすことができるかもしれません。
でも友人のように急死だったら?あの世に行く前に、あれだけはしておきたかった、しておけばよかったと後悔するのではないかと思うのです。
私はしつこい性格なので、四十九日、閻魔さまの決定が下されても、やりたいことをしていないとあがき、この世に未練を残しまくって成仏できないのかもしれないなんて思ったりもしたのです。
自分がやり越したくないことをリストアップしてみた
これから後10年くらい生きられるとして、そこまでにやり残していて後悔する事って何だろう、と思い、逆にやり残したくない事、先立つ後悔をしないためにしておきたい事を考えてみました。
まず、何も家の事が分らない夫に、少なくとも保険のありかだけ明確にしておくべきという事、それに通帳や銀行の事、お金の引き出しの事等を記して置くべきだと感じました。
本当に何もできない人なので、この人大丈夫かな……と思いながら死ぬのは嫌です。
次に自分の事、絶対にしておきたい事があります。
沖縄リベンジ旅行です。
以前、夫と友人と沖縄旅行に行った時、これまでになかったというくらいに寒い沖縄で、現地の人もびっくりするくらいに寒く、しかも3月、沖縄ではなぜかその年、インフルエンザが猛威を振るっていて、夫、旅行先でインフルエンザを貰いました。
旅行どころではなく、かなり悪化した状態で飛行機に乗って帰ってきて、即病院という旅だったので、沖縄観光はあまり頭に残っていないのです。
だからリベンジ沖縄旅行したいという事も一つ。
更に子供に関して、孫を見ていない状態だとしたら、孫に何も上げることが出来ないので、何か残しておきたいとも思うでしょう。
大切な事、後悔しない死に方
自分が死ぬ時の事って、考えたくないものですが、考えておかないと家族が困るし、死ぬ間際になってから、「ああ!!あれ、やってないー!」と思うのもとてもつらい事でしょう。
後悔すると思う事、先立つ後悔をリストアップして明確にしていくことで、これから先、死ぬまでの期間、何をすべきなのかの指針となるのだなと感じました。
みなさんは、後悔、やり残したことなく死ぬ用意があるでしょうか。