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年相応の発言

私ってこの年齢らしくない?

お隣さんも私と同じくらいの年代、つまり50代にかかっている人です。
でも元気がよくて、ファッションも若いのです。
ただ、どうなのかな?と思う時もあります。

若い人と同じようなファッションで決めているので、うちの息子などは、いつもお隣さんは若いよねっていうけれど、私があのような格好をしたらかなり浮いてしまうなと思うんです。
現に、私は彼女のファッションを否定するつもりもなく、いいなー若い格好が似あってと思うのですが、ご近所のうるさ型の御婆ちゃまたちからすると、みっともない……という事になってしまいます。

この年齢位になると、年相応っていう事をすごく考えるようになってしまうんです。
でも年相応ってものすごくつまらなくないですか。
何もかもがまんというか、すきな事が出来ないというか、そういう窮屈なものに感じるのは私だけでしょうか。

内面とのギャップに苦しむ年代

私、どちらかというと、少女趣味的なところがあり、ワンピースも50代女性がカッコよく着こなすようなものじゃなく、どちらかというと、チュニックワンピースのようなものの方が好きです。
ただ柄物になるとすごく幼くなってしまったりしますし、色をしっかり選ばないと、若すぎるので、最近はこういう格好もどうなのかなと思いました。

かといって無理してエレガントな格好で庭いじりする気持ちも起らず、相変わらず、いつもと同じような森ガールおばサン的な格好をしているのですが、夫は、それでいいんじゃないの?あなたらしくてといいます。
でも本当にこれでいいの?と思うようになっているのです。

自分の精神状態は多分、20代からあまり成長していないと感じます。
ただ、年齢を重ねた分、物事を柔軟に取られることができるようになったかな?という気がします。
怒る事が少なくなったというか、穏やかになったというか、こういう自分に合った年相応な行動、発言ってどういう感じなんでしょうね。

目指す人を決めてみる

私の場合、こういうおばあさんになりたいと思うタレントさんを見つけたことが、いいポイントになったかなと思います、
この方、言動も行動も若い時と全く変わっていないなと感じます。
いい意味で頑固な人です。
ファッションもちょっと変わっている、でも、おかしいという事はない、この人はこういうファッションでいいのだ、こういう言動でいいのだという確固たるイメージがあるのです。

年相応、というか、個人相応で行けたらすごく幸せなんじゃないかという気がします。
もちろん、社会的に、この年齢になったらしなければならないことや、知っておくべき礼儀を尽くすという事も大切だと思いますので、日々、勉強という事に変わりないのですけれど、何となく自分らしく成長してケバいいのだという事がわかってきました。