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永遠に続く母親の愛情

立派な大人に育ってくれた子供たち

2人の子供は北海道と九州に一家を構えて住んでいますが、よく素直に育ってくれたと思っています。
どんな時も人を思いやれる優しさを持つようにいい聞かせて子育てをしたつもりですが、その通りに育ってくれて親冥利に尽きる子供です。
親からすればいくつになっても可愛いですし、いつまで経っても子供です。
ちょっと親バカなのは承知ですが、ブログで子供達に残るように書いていますので、その点はご勘弁くださいね。
双子で生まれて、誕生の瞬間から喜びを2倍与えてくれた親孝行者ですが、何をするにも2倍かかって正直大変な思いの時期もありました。

それでもやってこれたのは、いつも兄弟お互い助け合って、勉強や運動をこなしていく姿や優しい笑顔や言葉に励まされてきたからで、何十年経った今でも昨日のことのように思い出せるほどです。
大学までは自宅通学で安心していたのですが、留学したいと突然切り出され驚きましたね。

費用の面ではかなり大変でしたが、家を離れて自立していく姿を見て、嬉しくもあり、寂しくもありの複雑な心境でした。
誰もが経験する子離れしなければならない瞬間が始まったのですが、完全に自分の生活から姿がなくなってしまうのは何ともいえず、こちらが落ち込んでしまったものでした。
さぞかし頼りない母親だったでしょうが、りっぱな大人になってくれて何もいうことはありません。
幼稚園の頃から毎年母の日にプレゼントを欠かさずにいてくれて、未だに続いていることへの尊敬はもちろんですが、優しい心を持ち続けてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

平凡でも良い人生を過ごしてほしい

ある日、2人共1年差で可愛らしいお嫁さんを連れて来て、驚くやら、嬉しいやらで涙したこともありました。
すっかりパパとして大黒柱になった今は、頼もしい限りです。
私達は財産をたいして残してやれませんので、子供達には申し訳なく思います。
せめてもの親心として思っている最後の仕事は、自分達の生活を大事にしていって欲しいですから、私達の老後の面倒はなるべくかけないようにすることです。

もしもの入院から葬儀まで段取りをつけていくことが務めだと思っています。
今までは年に1度くらいしか会えませんでしたが、これからは主人と会いに出掛ける予定でお嫁さんともっと交流ができると思うと楽しみで仕方ありません。
連絡を頻繁にとっている仲のよい親子だと私は自負していますが、あちらはどうなのでしょうね。
主人のように家族を一生懸命守って、平凡でもよい人生になるように過ごしてもらえればと願っています。