終活を考える
終活、初めて聞いたときは就職活動の間違いだと思いました。
でも違うそうなんです。
終活とは自分の人生のエンディングを考えることをいうそうです。
お葬式や相続の準備も終活。
最初は怖いし死ぬときのことなんて考えたくないって思っていました。
皆さんもそうですよね?
でも、終活について調べてみて、終活は死ぬ準備をするものではないとわかりました。
これまで私が持っていた終活のイメージはゴールを目指して歩いていくような感じ。
今終活という言葉に感じるのは、歩いてきた道を振り返って、今いる場所を見つめるようなイメージです。
人生の軌跡なんてたいしたものではありませんが、終活とはいままで自分がしてきたことを思い出しながら、ひとつずつ整理していくことだと思うのです。
いままでいろいろな人におせわになったなあ、とか。
死んだあとに迷惑をかけたくない、なんてことも考えます。
家族が困らないように遺影に使ってほしい写真と、貴重品やお棺に入れてほしいものはひとつにまとめました。
エンディングのための片付け
あとは少し荷物を整理して、これからの人生で楽しめるものを残して残りは処分しました。
私の場合は料理道具や本。
できれば子どもたちに引き継ぎたいものもあるのですけど、どうでしょう?使ってくれるかな?
最低限必要なものを残して、無駄なフライパンや鍋も廃棄しています。
服も着ないものは捨てて、今、クローゼットはガラガラです。
今まで捨てようか迷って、とっておいた服も処分。
好きな服だけでも十分たくさんあったので、迷うような服はいりませんよね♪
捨てる前よりもすっきりとして過ごしやすい部屋になりました。
古い収納ケースがひとつ空いたので、ちょっと大変でしたけど収納ケースも思い切って捨てました。
荷物の溜め込み防止もかねています。
このまま置いておくと、子どもたちが苦労して捨てることになりますものね。
自分のことくらいは始末をつけておくのが子孝行。
私の未来
過去を振り返ったあとは、今と未来の話。
荷物を整理したことで部屋を風が通り抜けて気持ちいい!
片付けはいい運動にもなりました。
ずるずると引きずっていたものを荷物ごとポイッと投げ捨てた感じ♪
生前整理は今を気持ちよく生きるためにするのかもしれません。
エンディングは先の話ではありますが、早めに手をつけることでゆっくりと昔を振り返る時間もできました。
子どもには迷惑をかけたくないので、元気に日記を続けていきます。あとは散歩と料理。
まだまだエンディングまで時間があるので、終活で心機一転!しっかりと暮らしていきます。